ニキビ・ニキビ跡・毛穴
フラクショナルレーザー傷跡ブログで迷ったら?費用・方法・ダウンタイム
フラクショナルレーザー傷跡ブログで迷う方へ。凹んだ傷跡を数回かけてやわらげる仕組み、費用を左右する条件、ダウンタイムの目安、向かない肌を代表院長が説明します。日本語通訳が常駐する明洞のクリニックです。

この記事の内容
「フラクショナルレーザー傷跡ブログ」をいくつ読んでも、自分の傷跡にも効くのか、赤みや茶色い跡がどれくらい残るのか、結局わからないままではありませんか。
予約や渡航の日程を決める前に、少しだけ読み進めてください。
読み終えるころには、費用を左右する条件、方法の違い、ダウンタイムの目安、そしてブログでよく見る話のどこが医学的にうなずけるのかがわかります。ご自身の傷跡と予算に合う進め方を選ぶ材料になるはずです。
こんにちは。ミューズクリニック明洞 代表院長のイム・サランです。
当院では、まず通訳を交えたカウンセリングでお悩みを伺い、そのあと私が診察して、1:1で施術の計画を立て、施術まで担当します。日本語の通訳スタッフが常駐し、カウンセリングから施術まで付き添います。料金は韓国人・外国人で同じです。
この記事を書いたのは、ブログで多く語られるのは効果の話で、照射を見送ったほうがいい肌や傷跡の話がほとんど出てこないからです。
フラクショナルレーザーは、ニキビ跡の凹みや浅い傷跡の質感を、数回に分けて少しずつやわらげていく方法です。傷跡を消すものではなく、肝斑がある肌、色素沈着が出やすい肌、ケロイド体質の方には、照射を見送るか別の方法を考えることがあります。
気になる傷跡を、窓際の明るい光で正面と斜めから撮った写真を1〜2枚、LINEで送ってみてください。「この傷跡にレーザーは向いていますか」と一言添えるだけで、最初の質問としては十分です。
フラクショナルレーザーが傷跡にしていること
フラクショナルレーザーは、皮膚全体を一度に焼くのではなく、針の先ほどの細かい点状に熱を入れます。点と点のあいだには照射していない皮膚が残り、そこから治る力が働いて、数週間から数か月かけて真皮のコラーゲンが作り直されていきます。
大きく分けると、皮膚の表面に小さな穴をあける剥離型と、表面を残して内側だけに熱を届ける非剥離型があります。剥離型は1回あたりの変化が出やすい一方で、赤みやかさぶたが長引きやすく、非剥離型はダウンタイムが短いぶん回数が必要になる、というのが一般的な違いです。
ニキビ跡の治療を扱った2025年のシステマティックレビューも、フラクショナルレーザーがニキビ跡の治療に広く用いられていることを整理しています。ただし、どの論文でも対象は傷跡のタイプや肌の色で分かれており、ブログの1人分の記録とは前提が違います。

当院の「ニキビ・毛穴」メニューには、ピコフォーカス(Pico Focus)、ポテンツァ、エアサブシジョンがあります。ポテンツァはレーザーとは仕組みが異なり、細い針を真皮まで入れて高周波を瞬間的に流すことで、皮膚表面へのダメージを抑えながら内側から質感の改善を目指す方法です。どれを中心に考えるかは、凹みの形と深さ、そして肌が色を残しやすいかどうかで変わります。
「フラクショナルレーザー傷跡ブログ」に書かれていることは、どこまで本当?
ブログの記録は、その人の肌の色、傷跡の種類、照射の強さ、通った回数がそろってはじめて意味を持ちます。よく目にする話を、医学的な見方と並べてみます。
| ブログでよく見る話 | 医学的に見ると |
|---|---|
| 1回で凹みが目立たなくなった | 浅い凹みは早く変化を感じることもありますが、深い凹みは数回かけて少しずつ変わるのが一般的です |
| 赤みは2〜3日で引いた | 非剥離型の弱めの照射なら数日のことが多い一方、剥離型や強い照射では1週間前後かかることもあります |
| 日焼けさえしなければ茶色くならない | 日焼け対策は欠かせませんが、肌の色が濃い方や肝斑がある方は、それだけでは色素沈着を防ぎきれないことがあります |
| どんな傷跡にも効く | 細く深いアイスピック型、盛り上がった傷跡、ケロイドには、レーザー単独では向かないことが多いです |
うなずける話も多く書かれています。「術後数日は乾燥してメイクが浮く」「保湿と日焼け止めでその後の経過が変わる」といった内容は、医学的にも筋が通っています。ずれが生まれやすいのは、他の人の回数や日数を、そのまま自分の予定に当てはめてしまうときです。
照射後の茶色い跡は炎症後色素沈着と呼ばれます。皮膚科の情報サイトDermNetは、肌の色が濃い人ほど起こりやすく、薄くなるまでに数か月以上かかることがあると説明しています。有色の肌を対象にした非剥離型フラクショナルレーザーのレビューでは、照射密度を抑えるなどの調整でこのリスクを下げられるとする報告がまとめられています。
凹みよりも茶色い跡やくすみが主な悩みなら、考え方そのものが変わります。その場合は韓国でのレーザートーニングの料金と回数もあわせて読んでみてください。
レーザーを勧めない傷跡と肌の状態
知っておきたいリスクと副作用
照射後によく起こるのは、赤み、ほてり、むくみ、細かい点状のかさぶた、乾燥です。非剥離型なら数日、剥離型なら1週間前後が目安ですが、照射の強さと部位で前後します。

頻度は高くありませんが、炎症後色素沈着、口唇ヘルペスの再発、細菌による感染、ニキビの一時的な悪化が起こることがあります。まれに、傷跡がかえって目立つ、色が抜けて白っぽくなるといった変化が残ることもあります。効果や持続期間には個人差があります。
次に当てはまる方は、施術を延期するか、別の方法を考えるのが一般的です。
- 肝斑が濃くなっている時期の方(肝斑とレーザーの回数の考え方も参考になります)
- 直近に日焼けした方、または旅行中に強い日差しを浴びる予定の方
- ケロイドや肥厚性瘢痕ができやすい体質の方
- 赤く盛り上がっている途中の新しい傷跡(治療の時期の見極めが先です)
- イソトレチノインを内服中、または最近までのんでいた方
- 妊娠中・授乳中の方
- 照射部位に化膿したニキビ、湿疹、ヘルペスなどの炎症がある方
日本に帰ってから、強くなる痛み、膿、広がっていく赤み、水ぶくれ、数日たっても引かない腫れが出たら、近くの皮膚科をすぐ受診してください。施術名、施術日、使った塗り薬をメモして持っていくと、診る医師が状況をつかみやすくなります。茶色い跡が出てきた場合も、こすったりピーリングしたりせず、日焼け止めと保湿を続けたうえで相談するのが基本です。
傷跡のレーザーで、凹みの深さと同じくらい見ておきたいのは、その方の肌が熱のあとに色を残しやすいかどうかです。滞在が短いと、1回で強く当ててほしいと考えたくなる気持ちはわかります。それでも、色素沈着のリスクを上げてまで出力を上げることは、私なら勧めません。弱めの照射を回数で重ねるほうが、帰国後に色の心配を抱えずに済むことが多いからです。
上のリストで当てはまるか迷う項目があれば、今のんでいる薬と塗っている薬の名前をLINEで送ってください。「この状態で、今回の旅行中に受けても問題ないか」と聞いてもらえれば十分です。
50代の傷跡は、若いころと何が違う?
年齢を重ねた肌は治るまでの時間が長くなりやすく、照射後の赤みも20代のころより長く残ることがあります。若いころからあるニキビ跡の凹みが、頬のたるみで影を深くし、以前より目立って見えることも少なくありません。
たとえば、20年以上前のニキビ跡が両頬にあり、最近になって鏡で影が濃く見えるようになった50代の方がいるとします。私ならまず、影の原因が凹みそのものなのか、たるみによるものなのかを分けて考えます。凹みが主ならフラクショナルレーザーやポテンツァのように質感を整える方法が話の中心になり、たるみが主なら、レーザーだけでは期待した変化に届かず、リフティングを含めて考えたほうが筋が通ることがあります。
もうひとつ、この年代の方には、照射前に今のんでいる薬を確認しておくことをおすすめします。血液をさらさらにする薬や光に敏感になる薬は、内出血や色素沈着の出方に関わることがあるからです。
費用を左右するのは何か
傷跡の施術の費用は、主に次の条件で決まります。
- 方法:レーザー、ポテンツァ、エアサブシジョンのどれを使うか、組み合わせるか
- 範囲:頬の一部だけか、顔全体か
- 回数:凹みの深さで必要な回数が変わり、間隔をあけて複数回になることが多い
- 麻酔クリームを使うかどうか
- 渡航の回数:複数回が必要な場合、何回韓国に来るか
当院の料金表は、施術・オプション・金額をすべてサイトに公開しており、表示は税抜き(VAT別途)です。韓国人と外国人で同じ料金表を使っています。クリニック選びの考え方は韓国でのレーザー治療の選び方と通訳のことにもまとめています。
ご自身の場合の費用を知りたいときは、気になる範囲と、来られる回数の見込み(今回だけか、年に何回か来られるか)をLINEに書いて、「この条件ならどの方法で何回くらいを想定すればいいか」と聞いてみてください。
ダウンタイムを旅程にどう組み込む?
赤みやかさぶたが目立ちやすいのは照射後の数日です。そのため、施術は滞在の前半に入れ、最終日や帰国便の直前には入れないほうが、経過を見ながら過ごせます。
当院の診療時間は、月〜金が10:00〜20:00、土・日が9:00〜15:00です。明洞駅5番出口から徒歩1分なので、ホテルが明洞周辺なら移動の負担は小さくなります。場所や施術の一覧はミューズクリニック明洞の日本語ページで確認できます。
国民生活センターは、美容医療では即日施術を避け、リスクなどを確認するよう呼びかけています。旅行中でも、カウンセリングで説明を聞いてその場で決めきれなければ、翌日に回せるよう1日分の余裕を残しておくと判断を急がずに済みます。ポテンツァで麻酔クリームを使う場合は、準備からアフターケアまで1時間ほどが目安です。
照射後に飛行機に乗ること自体は、一般には問題になりにくいとされています。ただ機内は乾燥するので、保湿剤と日焼け止めは手荷物に入れておいてください。複数回通う場合は、一般に数週間から1か月以上の間隔をあけ、赤みや色が落ち着いてから次に進みます。通う間隔の考え方は韓国でレーザー照射を受けるときの選び方も参考になります。
日程がまだ固まっていなくても、来られそうな日付の候補と帰国便の時間をLINEで送り、「この日程で施術を入れるなら何日目がいいか」と聞いてみてください。
明洞で相談するときに伝えてほしいこと
カウンセリングでは、まずカウンセラーがお悩みを伺い、そのあと施術室で私が診察し、そのまま1:1で施術します。私の経歴はイム・サラン代表院長のプロフィールに載せています。
来院の前に、傷跡ができた時期と原因、これまで受けたレーザーやピーリング、照射後に茶色い跡が出た経験、のんでいる薬、ケロイドができたことがあるかをメモしておいてください。どれも、照射の強さや方法を考えるうえで欠かせない情報です。
照射の強さや回数の細かいところは、カウンセリングで肌を見ながら確認していきます。
はじめの一通は、傷跡の写真1枚と「ブログで読んだこの方法は自分にも合いますか」という質問だけでかまいません。予約を決める前に、LINEで聞いてみてください。来院された日には、私が肌を診察し、傷跡のタイプに合う方法をご提案します。
よくある質問
相談前に読むQ&A
「フラクショナルレーザー傷跡ブログ」で見かける回数は、自分にも当てはまりますか?
そのまま当てはめるのはおすすめしません。必要な回数は、凹みの深さと形、照射の方法と強さ、肌が色素沈着を起こしやすいかどうかで変わります。浅い凹みなら数回で質感の変化を感じる方もいますが、深い凹みは間隔をあけて回数を重ねるのが一般的です。
手術の傷跡ややけどの跡にも使えますか?
平らで色が落ち着いた古い傷跡なら、質感をなじませる目的で検討されることがあります。一方、赤く盛り上がっている傷跡、ケロイド、ひきつれを伴うやけどの跡は、レーザーより先に別の治療が必要なことが多く、まず皮膚科や形成外科で診てもらうのが基本です。
照射のときの痛みはどのくらいですか?
熱さやチクチクした刺激として感じる方が多く、強さは照射の出力や部位で変わります。ポテンツァで麻酔クリームを使う場合は、準備からアフターケアまで1時間ほどを見ておいてください。痛みに弱い方は、カウンセリングのときにそのまま伝えてください。
施術の翌日から観光やメイクはできますか?
歩いて観光すること自体は多くの場合問題ありませんが、照射部位に強い日差しが当たらないよう、帽子と日焼け止めを用意してください。サウナや激しい運動は、赤みが引くまで控えるのが一般的です。メイクを再開する時期は照射の強さで変わるので、施術の日に確認してください。
何回か通う場合、次の渡航はいつごろにすればいいですか?
フラクショナル系の照射は、一般に数週間から1か月以上の間隔をあけることが多く、赤みや色が落ち着いてから次の回に進みます。連休に合わせて通う予定なら、候補の時期を早めに決めておくと、回数の計画と旅程を合わせやすくなります。
※ 効果や持続期間には個人差があります。 すべての施術に副作用の可能性があり、同意前にご説明します。料金はVAT10%別途、イベント価格は変更されることがあります。本記事はクリニックからの一般情報であり診断ではありません。適応はカウンセリングで判断します。
執筆者

イム・サラン
代表院長 · ミューズクリニック明洞
- 学歴・研修
- 仁済大学校 医科大学 卒業 · 白中央医療院 研修医 · 成均館大学校 大学院 修士課程 修了 · Indiana University Kelley School of Business 卒業
- 認定・アドバイザリー
- Cynosure 公認レーザーセンター · Juvéderm アドバイザリードクター · QT Fill アドバイザリードクター · Olidia アドバイザリードクター · Galderma Sculptra アドバイザリードクター · Merz アドバイザリードクター · Jeisys アドバイザリードクター · NOVA Thread アドバイザリードクター
- 所属学会(正会員)
- 大韓美容成形レーザー医学会 正会員 · 大韓美容外科学会 正会員 · 大韓肥満研究医学会 正会員 · 大韓肥満美容学会 正会員 · 大韓抗老化学会 正会員
