シミ・ほくろ
韓国 美容医療 シミ取り:取らないほうがいいシミ
韓国 美容医療 シミ取りを考える方へ。肝斑が混ざったシミを一度で取ろうとすると濃くなることがあります。すすめない場合、リスク、帰国後の色素沈着への備えを代表院長が説明します。

この記事の内容
韓国の美容皮膚科でシミ取りは受けられますが、頬の茶色い影をすべて一度の渡韓で取り切れるとは限りません。「韓国 美容医療 シミ取り」で情報を集めている方が本当に恐れているのは、取ったはずの場所が日本に帰ってからかえって濃くなることではないでしょうか。その分かれ目になるのが、シミの中に肝斑が混ざっているかどうかです。
私のクリニックでは、日本語の通訳が相談から施術までそばに付き、通訳を交えた相談を終えてから、代表院長の私が施術を計画して一対一で行います。どのシミを今回扱い、どれを見送るのか。その線引きを日本語で聞いて納得してから施術台に上がれるかどうかが、遠くから来る方にとって最初の確認点になります。
ご自分のシミが肝斑なのか見当がつかない場合は、窓際の自然光で頬を正面と斜めから撮った写真を2枚、LINEで送ってみてください。添える質問は「これは一度で取れる種類ですか」のひとつで構いません。
頬の「シミ」はひとつの種類ではありません
40代を過ぎた頬に出てくる色素には、性質の違ういくつかの種類があります。
- 老人性色素斑:輪郭がはっきりした茶色の斑点。長年の紫外線でできることが多いもの
- 肝斑:両頬に左右ほぼ対称に広がる、境界がぼんやりした薄茶色の影
- そばかす:鼻から頬に散らばる小さな斑点
- 炎症後色素沈着:ニキビや擦れ、やけどのあとに残る茶色
- ほくろ:色が濃く、盛り上がりを伴うこともあるもの
厄介なのは、これらが一人の顔に重なって出ていることです。くっきりしたシミの周りに薄い肝斑が広がっている、という組み合わせは珍しくありません。鏡の前では「シミが5つ」に見えても、皮膚の中では光や熱への反応が違う色素が同居しています。
老人性色素斑には、狙いを絞ったレーザーで一度に反応させる方法がよく使われます。一方の肝斑は、熱や摩擦などの刺激で濃くなりやすい性質を持っています。同じ強さを頬全体に当てれば、片方は薄くなり、もう片方は目立ってくる、ということが起こり得るのです。
肝斑が混ざっていたら、なぜ一度で取らないのですか?
米国皮膚科学会(AAD)の肝斑の解説は、レーザーなどの施術で肝斑が悪化することがあるとしたうえで、毎日の日焼け止めをはじめとする紫外線対策を治療の土台に置いています。
肝斑が疑われるとき、判断を左右するのはシミの数より、頬全体に薄い影が左右対称に広がっていないかどうかです。広がっているなら、輪郭のはっきりしたシミだけを狙って反応させ、肝斑の部分は低い出力のトーニングで間隔を空けながら薄くしていく、という分け方が一般的です。私のクリニックのメニューにも、レーザートーニングとピコトーニングがあります。
トーニングは一般に、数週間おきに回数を重ねていく治療です。そのため、1回の渡韓ですべてを終える計画にはなりにくい。3泊の旅で扱えるのは、目立つシミの一部と肝斑への最初の1回まで、と考えておくと、帰国後の鏡の中とのずれが小さくなります。
一度で全部取ってしまいたい気持ちは、よく分かります。それでも頬に肝斑が広がっているなら、私は最初の渡韓では「濃くしないこと」を優先したいと考えます。日本に帰ってから濃くなった頬を毎朝見るのは、取り残したシミを見るより、ずっとつらいからです。

私がシミ取りをすすめないのはどんなときですか?
形や色が変わってきたほくろやシミは、取る前に調べるべきものです。AADが示す悪性黒色腫の見分け方では、左右が非対称、境界がギザギザ、色にむらがある、直径6mmを超える、形や大きさが変化している、という5つの目安を挙げています。ひとつでも当てはまるなら、レーザーで消す前に、まず日本の皮膚科で診察を受けてください。組織を調べる必要があるかもしれない病変を、見た目だけで消してしまうことは避けたいのです。

直近に日焼けをした方や、帰国してすぐ海や屋外の予定がある方も、シミ取りは急がないほうがいいと私は考えます。日焼けで刺激を受けた肌は、施術のあとに色素沈着を起こしやすくなるとされているからです。施術を秋から冬の旅に回すだけでも、帰国後に浴びる紫外線の量を減らせます。
妊娠中や授乳中の方、日光に過敏になる薬を飲んでいる方は、その旨を相談の最初に伝えてください。妊娠中は肝斑が出たり濃くなったりしやすい時期でもあり、急いで取る理由はあまりありません。
そしてもうひとつは、相談したその日に決めなければいけない、と感じたときです。国民生活センターも、美容医療では即日施術を避け、リスクなどを確認するよう呼びかけています。旅程が短いと焦りがちですが、説明を聞いて一晩考え、翌日に受けるという組み方も選べます。
知っておきたいリスクと副作用
輪郭のはっきりしたシミをレーザーで反応させた場合、一般的には赤みのあとに薄いかさぶたができ、1週間前後で自然に剥がれることが多いです。剥がれたあとの肌は、しばらくピンク色に見えます。トーニングでは施術直後に赤みやほてりが出て、数時間から翌日ほどで引くことが多いでしょう。
気をつけたいのは、帰国して数週間たってから目立ってくることがある炎症後色素沈着です。DermNetの解説によると、炎症後色素沈着はレーザーなどの施術を含む皮膚への刺激のあとに起こり得て、肌の色が濃い人ほど出やすく、薄くなるまで数か月以上かかることもあります。かさぶたを無理に剥がさないこと、日焼け止めを毎日塗ること。この2つが、自分でできる予防の中心です。
頻度は低いものの、色が抜けて白っぽくなる、浅い跡が残る、といったことも起こり得ます。シミの消え方や色素沈着の出やすさには個人差があり、同じ施術でも経過は人によって違います。帰国後に気になる変化が出たら、受けた施術名と日付を持って日本の皮膚科を受診してください。そのためにも、施術名は相談の場で書き留めておくことをおすすめします。
帰国後の数週間まで見通して計画したい方は、LINEで渡航日と帰国日、それに帰国後3か月以内の屋外の予定(海、ゴルフ、屋外の仕事など)を書いて送ってください。「この日程で、肝斑への施術は現地で何回まで受けられますか」と一緒に聞いておくと、旅程と施術回数を同時に考えられます。
3泊の旅程に組むなら、何を空けておけばいいですか?
「韓国 美容医療 シミ取り」の情報は施術名や回数の話が中心になりがちですが、旅程で先に決めておきたいのは、施術後の数日をどう過ごすかです。たとえば金曜の夜に仁川へ着く3泊の旅なら、土曜の午前を相談と施術に充てる組み方が考えられます。私のクリニックは土日も9時から15時まで、平日は10時から20時まで診療していて、明洞駅5番出口から徒歩1分の高麗大然閣タワー3階にあります。住所と診療時間はミューズクリニック明洞の日本語トップページでも確かめられます。
かさぶたができるタイプのシミ取りを受けた場合、その日から帰国までの観光は、つばの広い帽子と日焼け止めを前提にしてください。かさぶたの上からメイクを重ねてこすることも、色素沈着のきっかけになり得ます。施術した部分をテープで保護するかどうかは施術の種類で変わるので、その場で確認してください。
親御さんを連れて来る場合、本人が韓国語も英語も話せないことが気がかりかもしれません。日本語の通訳が相談から施術まで付き添うので、本人が自分の言葉で、ここ数年で増えたシミや気になっていることを伝えられます。
ご家族で来る予定なら、施術を受ける方の年齢と、この1年でシミが増えた、形が変わったといった変化を短いメモにして、先にLINEで送っておくのもひとつの方法です。相談当日に通訳を交えて話す内容を、前もって絞っておけます。
クリニック所在地:3F, Korea Daeyungak Tower, 97 Toegye-ro, Jung-gu, Seoul
相談の日に確かめてほしいこと
施術を受ける前に、次の4つは日本語で聞いて、答えを書き留めておいてください。どのシミが何の種類と見立てられたのか。今回扱うのはどれで、次回に回すのはどれか。受ける施術の名前と、何回くらいの施術を想定するのか。帰国後に色素沈着が出たら、日本の皮膚科に何を伝えればいいか。
私は大韓美容成形レーザー医学会の正会員です。レーザーの出力を上げることより、どのシミに当てないかを決めることのほうが、旅で来る方の仕上がりを左右すると考えています。
クリニック選びの基準そのものを整理したい方は、韓国の美容医療をおすすめから探すときの基準や、韓国の美容クリニックを選ぶ4つの判断基準も読んでみてください。ランキングの順位をどう読むかは、ランキングより先に見たい5つの基準にまとめています。
ご自分のシミのどれを今回扱い、どれを見送るかは、写真だけでは決まりません。詳しくは、来院時の相談で確認してください。
よくある質問
相談前に読むQ&A
韓国 美容医療 シミ取りは1回で終わりますか?
輪郭のはっきりした老人性色素斑は1回の施術で反応させることが多い一方、肝斑が混ざっている場合は、トーニングを数週間おきに重ねるのが一般的です。どちらに当たるかは写真だけでは決まらず、対面の診察で見分けます。
帰国の前日にシミ取りを受けても問題ありませんか?
かさぶたができるタイプでは、かさぶたが残ったまま帰国することになります。飛行機に乗ること自体より、帰国後の紫外線対策とかさぶたを剥がさないことが経過に関わります。日程に余裕があれば、滞在の前半に受けておくと現地で様子を見られます。
ほくろもシミと一緒に取れますか?
メニューにはほくろ除去もあります。ただし、形や色、大きさが変わってきたほくろは、取る前に日本の皮膚科で診察を受けてください。見た目だけで消すべきではない病変が含まれていることがあるためです。
施術後の日焼け止めはいつまで続ければいいですか?
肝斑や炎症後色素沈着は紫外線で濃くなりやすいため、施術後に限らず季節を問わず毎日続けるのが基本です。施術後の数か月は、帽子や日傘も組み合わせると肌への負担を減らせます。
日本語で相談できますか?
日本語の通訳が院内にいて、相談から施術まで付き添います。通訳を交えた相談のあと、代表院長が施術を計画して一対一で行います。LINEでの問い合わせも日本語で送れます。
※ 効果や持続期間には個人差があります。 すべての施術に副作用の可能性があり、同意前にご説明します。料金はVAT10%別途、イベント価格は変更されることがあります。本記事はクリニックからの一般情報であり診断ではありません。適応はカウンセリングで判断します。
執筆者

イム・サラン
代表院長 · ミューズクリニック明洞
- 学歴・研修
- 仁済大学校 医科大学 卒業 · 白中央医療院 研修医 · 成均館大学校 大学院 修士課程 修了 · Indiana University Kelley School of Business 卒業
- 認定・アドバイザリー
- Cynosure 公認レーザーセンター · Juvéderm アドバイザリードクター · QT Fill アドバイザリードクター · Olidia アドバイザリードクター · Galderma Sculptra アドバイザリードクター · Merz アドバイザリードクター · Jeisys アドバイザリードクター · NOVA Thread アドバイザリードクター
- 所属学会(正会員)
- 大韓美容成形レーザー医学会 正会員 · 大韓美容外科学会 正会員 · 大韓肥満研究医学会 正会員 · 大韓肥満美容学会 正会員 · 大韓抗老化学会 正会員
